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2011年6月2日
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル
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アルバン・ベルク
管弦楽のための3つの小品 (22:57)グスタフ・マーラー
交響曲第6番 (1:30:05)
ラトルは1987年11月のベルリン・フィル・デビューでマーラーの「第6交響曲」を指揮しています。それ以降は、2005年にウィーン・フィルとベルリン・フィルの初共演の際に指揮したきり。つまり、非常に重要な機会で取り上げてきた作品ですが、マーラー自身にとっても大きな転機となった曲と言えるでしょう。マーラー・ツィクルスの最新版を、ぜひお楽しみください。
マーラーは交響曲第6番で伝統的な4楽章形式を取り、調性的にもイ短調で開始し終結するなど、それまでの作曲形式に比べて古典的な傾向を示しています。しかし音楽的には、過去の交響曲にはなかった激しい表現を行い、また特殊な打楽器を積極的にに取り入れています。とりわけ終楽章では、ハンマーを打ち鳴らすという常識では考えられない表現手段を取り、初演では聴衆を当惑させました。
当晩は、ベルクの「管弦楽のための3つの小品」で開始されますが、この作品は、まさにマーラーの「第6」の衝撃により生まれた作品と言えるでしょう。ラトルは、「この作品は、明らかに交響曲第6番の子供です。ジョン・アダムスは、”マーラー第6をゴミのプレス機に入れて凝縮させ、コンパクトにした作品”と呼んでいます」と語っています。