演奏会が5本見つかりました: Seiji Ozawa
小澤征爾が2009年以来約7年ぶりにベルリン・フィルに登場!
Photo: Holger Kettner
小澤征爾が約7年ぶりにベルリン・フィルに登場しました。1966年9月にデビューした彼は、2016年に楽団との50年のアニヴァーサリーを迎えます。この演奏会では、後半のみとはなっているものの、ベートーヴェンの《エグモント》序曲、合奏幻想曲を熱演。とりわけ前者は、ベルリン・フィルの求心的な協調も含めて、出色の出来映えとなっています。彼とベルリン・フィルの関係の、極致とも言える感動的な演奏です。小澤ファン、そして日本人として、正に必見の映像と言えるでしょう。
2016年4月10日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
小澤征爾ピーター・ゼルキン
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
セレナード第10番《グラン・パルティータ》ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
《エグモント》序曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
合唱幻想曲ピーター・ゼルキン(ピアノ), ベルリン放送合唱団
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小澤征爾、ベルリン・フィル名誉団員の称号を授与
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小澤征爾(聞き手:樫本大進)
小澤征爾がメンデルスゾーンのオラトリオ《エリア》を指揮
Photo: Holger Kettner
メンデルスゾーンのオラトリオ《エリア》は、この作曲家の創作の頂点に位置づけられる作品と言えるでしょう。それは優れた合唱やアリアのパートがあふれているからだけでなく、「書かれることがなかったメンデルスゾーンのオペラ」と呼ばれるほど、作品全体がドラマティックな力を持っているためです。小澤征爾は、タイトルロールのマティアス・ゲルネ、アンネッテ・ダッシュ、ナタリー・シュトゥッツマンら一流のソリスト陣と共に、感動的な上演を成し遂げました。
2009年5月17日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
小澤征爾フェリックス・メンデルスゾーン
オラトリオ《エリア》アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ), ガル・ジェイムズ(ソプラノ), ナタリー・シュトゥッツマン(アルト), ナディーヌ・ヴァイスマン(アルト), ポール・オニール(テノール), アンソニー・ディーン・グリフィー(テノール), マティアス・ゲルネ(バリトン), フェルナンド・ハヴィエル・ラド(バス), ヴィクトール・ルード(バス), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー(合唱指揮)
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小澤征爾(聞き手:ファーガス・マクウィリアム)
小澤征爾がブルックナーの交響曲第1番を指揮
Photo: Holger Kettner
小澤征爾がブルックナーの交響曲第1番を指揮しました。2009年1月に収録されたもので、彼としては稀で貴重なレパートリーとなります。オンライン・マガジン『クラシック・インフォ』はこの時の演奏を次のように評しています。「いつ聴いても神秘に満ちた魔術師、小澤征爾は、コントラストを強調し、この作品が持つ様々な側面を自然に浮き彫りにした。彼は暗譜で指揮したが、ベルリン・フィルは彼の棒に素晴らしく反応していた」。
小澤征爾のヴァルトビューネ2003
2015年9月1日、小澤征爾が80歳の誕生日を迎えました。デジタル・コンサートホールでは、これを記念して2003年のヴァルトビューネ・コンサートをアップ。この時のヴァルトビューネ・コンサートでは、「ガーシュウィン・ナイト」の名のもとに、《ラプソディー・イン・ブルー》、《パリのアメリカ人》などを指揮。マーカス・ロバーツ・トリオとの共演で、開放感のある彼らしいチャーミングな演奏を展開しています。ベルリン・フィルからの「オメデトウ、セイジ!」です。
2003年6月29日
ヴァルトビューネ・コンサート2003ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
小澤征爾マーカス・ロバーツ・トリオ
ジョージ・ガーシュウィン
《パリのアメリカ人》ジョージ・ガーシュウィン
《ラプソディー・イン・ブルー》マーカス・ロバーツ・トリオ
ジョージ・ガーシュウィン
へ調のコンチェルト(フランク・キャンベル=ワトソン校訂/マーカス・ロバーツ編)マーカス・ロバーツ・トリオ
マーカス・ロバーツ
《コール・アフター・ミッドナイト》マーカス・ロバーツ・トリオ
ジョージ・ガーシュウィン
《ストライク・アップ・ザ・バンド》ジョージ・ガーシュウィン
《アイ・ガット・リズム》マーカス・ロバーツ・トリオ
パウル・リンケ
《ベルリンの風》
ヴァルトビューネ・コンサート1993は小澤征爾の指揮で!テーマはロシア
1993年のヴァルトビューネ・コンサートには小澤征爾が登場しました。小澤とベルリン・フィルは長いパートナーシップで結ばれていますが、彼がヴァルトビューネの野外公演を指揮したのはこの時が初めて。チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、リムスキー=コルサコフなどのロシア音楽が色鮮やかに演奏され、2万人の聴衆は熱狂しました。
1993年6月20日
ヴァルトビューネ・コンサート1993ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
小澤征爾ニコライ・リムスキー=コルサコフ
《ロシアの復活祭》序曲ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
バレエ組曲《くるみ割り人形》アレクサンドル・ボロディン
歌劇《イーゴリ公》より〈ダッタン人の踊り〉イゴール・ストラヴィンスキー
バレエ音楽《火の鳥》より抜粋ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
祝典序曲《1812年》アラム・ハチャトゥリアン
バレエ音楽《ガイーヌ》より〈剣の舞〉ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
弦楽セレナーデよりワルツヨハン・シュトラウス
ラデツキー行進曲パウル・リンケ
《ベルリンの風》