演奏会が7本見つかりました: Yannick NéZet-SéGuin
ネゼ=セガンがドビュッシーとプロコフィエフを指揮
Photo: Michael Trippel
カナダ生まれのヤニック・ネゼ=セガンは、フィラデルフィア管の音楽監督を務めるほか、2018年からはメトロポリタン・オペラの音楽監督の任にあります。ベルリン・フィルにおいても、核となる中堅指揮者に属し、これまでにも多くの名演奏を聴かせてきました。今回のプログラムでは、ラヴェル《古風なメヌエット》、ドビュッシー《海》というフランス印象派に、プロコフィエフ「交響曲第5番」が対置されています。
2019年2月15日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガンモーリス・ラヴェル
《古風なメヌエット》(ラヴェルによる管弦楽版)クロード・ドビュッシー
交響詩《海》セルゲイ・プロコフィエフ
交響曲第5番変ロ長調- 無料映像
ヤニック・ネゼ=セガン(聞き手:アルブレヒト・マイヤー)
ネゼ=セガン指揮によるブラームス「ドイツ・レクイエム」
Photo: Hans von der Woerd
若手指揮者の雄ヤニック・ネゼ=セガンがブラームスのドイツ・レクイエムで客演しました。レクイエムは元来カトリックの死者のためのミサを指しますが、ここでは重厚でプロテスタント的な性格を持つ作品として翻案されています。ネゼ=セガンはこれまではつらつとした音楽性で注目を集めてきた指揮者ですが、ここではこの晦渋な名曲を彼独自のスタイルで聴かせています。一方、C・Ph・E・バッハの「聖なるかな」も、ミサのサンクトゥスをドイツ語で作曲したもの。2017年は宗教改革500周年に当たりますが、ここではカトリックとプロテスタントの両方の要素を持った作品が扱わています。
2017年10月21日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガンベルリン放送合唱団
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
〈聖なるかな〉(ソロ・アルト、2つの混声合唱、2つの管弦楽のためのカンタータ)ヴィープケ・レームクール(コントラルト), ベルリン放送合唱団, ギース・レーンナールス(合唱指揮)
ヨハネス・ブラームス
ドイツ・レクイエムハンナ=エリーザベト・ミューラー(ソプラノ), マルクス・ヴェルバ(バリトン), ベルリン放送合唱団, ギース・レーンナールス(合唱指揮)
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ヤニック・ネゼ=セガン(聞き手:エマニュエル・パユ)
ヴァルトビューネ2016はチェコ音楽の夕べ
Photo: Monika Rittershaus
【この演奏会は、契約の都合により日本国内ではご視聴いただけません】2016年のヴァルトビューネ・コンサートは、ヤニック・ネゼ=セガンの指揮。ドヴォルザークの交響曲第6番やスメタナの《モルダウ》などのチェコ音楽が演奏されました。ネゼ=セガンは、カナダ出身の若手指揮者で、ベルリン・フィルでは着々と活動の幅を広げてきました。このコンサートは、彼のヴァルトビューネ・デビューとなります。ドヴォルザークの協奏曲のソロを務めたのは、今が旬のヴァイオリニスト、リサ・バティアシヴィリです。
2016年6月26日
ヴァルトビューネ・コンサート2016ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガンリサ・バティアシヴィリ
ベドルジハ・スメタナ
《我が祖国》より第2曲《モルダウ》アントニン・ドヴォルザーク
ヴァイオリン協奏曲イ短調リサ・バティアシヴィリ(ヴァイオリン)
アントニン・ドヴォルザーク
交響曲第6番ニ長調アントニン・ドヴォルザーク
スラヴ舞曲ト短調 Op.46-8パウル・リンケ
《ベルリンの風》
ヤニック・ネゼ=セガンがバルトークとショスタコーヴィチを指揮
Photo: Monika Rittershaus
カナダの若手指揮者、ヤニック・ネゼ=セガンが、ショスタコーヴィチの交響曲第13番《バビ・ヤール》を指揮しました。ソ連当局の反ユダヤ主義に対する告発的メッセージを持つ作品で、バスのソロが活躍。これまで颯爽としたイメージが強かったネゼ=セガンが、この陰鬱な作品をどう解釈するかは大きな聴きものになるでしょう。リサ・バティアシヴィリの弾くバルトークのヴァイオリン協奏曲第1番は、バルトークが愛した女性ヴァイオリニストのために書かれた作品です。
2016年6月23日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガンリサ・バティアシヴィリ
ベラ・バルトーク
ヴァイオリン協奏曲第1番リサ・バティアシヴィリ(ヴァイオリン)
ディミトリ・ショスタコーヴィチ
交響曲第13番変ロ長調《バビ・ヤール》ミハイル・ペトレンコ(バス), ベルリン放送合唱団男声団員, ギース・レーンナールス
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ヤニック・ネゼ=セガン(聞き手:サラ・ウィリス)
ヤニック・ネゼ=セガンがマーラーを指揮、ライネッケのフルート協奏曲のソロはブラウ!
2010年10月、カナダ人指揮者のヤニック・ネゼ=セガンがベルリン・フィルの定期演奏会にデビューした際、ベルリンの新聞は「指揮者界の新星による記憶に残る夕べ」と讃えました。ロッテルダム・フィルの音楽監督、フィラデルフィア管音楽監督など名だたるオーケストラの重責を務めるネゼ=セガンが、マーラーの交響曲第4番をメインとしたプログラムで再登場しました。前半は40年以上に渡って当団の首席フルート奏者を務めたアンドレアス・ブラウが、ライネッケのフルート協奏曲を披露しています。
2014年3月22日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガンアンドレアス・ブラウ, クリスティアーネ・カルク
カール・ライネッケ
フルート協奏曲ニ長調アンドレアス・ブラウ(フルート)
グスタフ・マーラー
交響曲第4番ト長調クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
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ヤニック・ネゼ=セガン(聞き手:エマニュエル・パユ)
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アンドレアス・ブラウ(聴き手:エマニュエル・パユ)
俊英ネゼ=セガンのラヴェル《ダフニスとクロエ》全曲!
ヤニック・ネゼ=セガンは、若手指揮者のなかでも、現在国際的に最も注目されている才能のひとりです。ベルリン・フィルには、2010年10月にデビュー。早くも2回目の登場を果たしますが、今回は《ダフニスとクロエ》全曲に挑戦します。フランス系カナダ人である彼に相応しいプログラムと言えるでしょう。チャイコフスキーのロマンティックな《ロメオとジュリエット》にも、彼ならではの色彩感覚が現われるに違いありません。
2012年6月16日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガンヴァルター・ザイファルト, ベルリン放送合唱団
ルチアーノ・ベリオ
《セクエンツァIXa》ヴァルター・ザイファルト(クラリネット)
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
幻想曲《ロメオとジュリエット》モーリス・ラヴェル
バレエ《ダフニスとクロエ》全曲ベルリン放送合唱団, ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
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ヤニック・ネゼ=セガン(聞き手:エマニュエル・パユ)
ネゼ=セガンが「幻想交響曲」でデビュー。ソリストはブロンフマン
2010年10月のデビュー月間のラスト・バッターは、カナダ出身のヤニック・ネゼ=セガンです。当時すでにザルツブルク音楽祭やドレスデン・シュターツカペレに出演していた彼は、2012年からフィラデルフィア管音楽監督を務めています。プログラムは、メシアンの《忘れられた捧げもの》、プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番(ソロはイェフィム・ブロンフマン)、そしてベルリオーズの幻想協奏曲。彼がフランス系カナダ人であるためか、フランスの作品が中心となっています。
2010年10月23日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガンイェフィム・ブロンフマン
オリヴィエ・メシアン
《忘れられた捧げもの》セルゲイ・プロコフィエフ
ピアノ協奏曲第2番イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
エクトル・ベルリオーズ
幻想交響曲- 無料映像
ヤニック・ネゼ=セガン&イェフィム・ブロンフマン(聞き手:サラ・ウィリス)