演奏会が21本見つかりました: Magdalena KožEná
ラトル指揮、セラーズ演出のバッハ《ヨハネ受難曲》が再上演
Photo: Stephan Rabold
サー・サイモン・ラトルがベルリン・フィル首席指揮者を退任してから最初の演奏会で振ったのは、バッハの「ヨハネ受難曲」です。これは、ピーター・セラーズの演出付きで2014年3月に初演されましたが、その時とほぼ同じキャストでの再演が今回実現しました。優れたバッハ歌いとしてバッハ・コレギウム・ジャパンに頻繁に客演しているロデリック・ウィリアムズがイエス役を演じ、マーク・パドモアが福音史家を歌います。単に音楽のみならず、演劇的にも密度の高い世界が描き出されています。
2019年3月16日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルベルリン放送合唱団, ピーター・セラーズ
ヨハン・セバスティアン・バッハ
《ヨハネ受難曲》第1部マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ), カミッラ・ティリング(ソプラノ), ゲオルク・ニーグル(バリトン/ペトロ), マーク・パドモア(テノール/福音史家), ロデリック・ウィリアムズ(バリトン/イエス), アンドリュー・ステイプルズ(テノール), ベルリン放送合唱団(合唱), サイモン・ハルシー(合唱指揮), ピーター・セラーズ(演出)
ヨハン・セバスティアン・バッハ
《ヨハネ受難曲》第2部- 無料映像
ピーター・セラーズ、《ヨハネ受難曲》について語る
ヴァルトビューネ・コンサート2018はラトル指揮
Photo: Monika Rittershaus
【この演奏会は、契約の都合により日本国内ではご視聴いただけません】サー・サイモン・ラトルのベルリン・フィル首席指揮者としての最後の演奏会は、恒例のヴァルトビューネ・コンサートです。フォーレ、ハチャトゥリアン、ガーシュウィン、レスピーギという楽しいプログラムに加え、夫人のメゾソプラノ、マグダレーナ・コジェナーがカントルーブの「オーヴェルニュの歌」を歌っています。楽しさ、軽やかさのなかに、別れの悲しみが少しだけ顔を出す、ラトルならではの心を打つプログラム。グッドバイ・サイモン!感謝を込めて…。
2018年6月24日
ヴァルトビューネ・コンサート2018ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルマグダレーナ・コジェナー
ジョージ・ガーシュウィン
キューバ序曲ガブリエル・フォーレ
《パヴァーヌ》ジョゼフ・カントルーブ
《オーヴェルニュの歌》(抜粋)マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
アラム・ハチャトゥリアン
《ガイーヌ》第3組曲より第2曲〈クルドの若者たちの踊り〉アラム・ハチャトゥリアン
《ガイーヌ》第1組曲より第7曲〈ガイーヌのアダージョ〉アラム・ハチャトゥリアン
《ガイーヌ》第1組曲より第8曲〈レズギンカ〉オットリーノ・レスピーギ
《ローマの松》クラウディオ・モンテヴェルディ
マドリガル〈苦しみは甘く〉マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
エドワード・エルガー
《威風堂々》第1番ジョン・フィリップ・スーザ
《自由の鐘》パウル・リンケ
《ベルリンの風》
第2回レイト・ナイトではラトルとコジェナーが共演
ラトルの実験小屋、レイト・ナイト・コンサートの第2回は、彼の夫人であるマグダレーナ・コジェナーをゲストに迎えています。ラヴェルの「マラルメの3つの詩」は、ラヴェルの最高傑作に属するもの。またベリオの《セクエンツァIII》では、彼女の声楽技巧に目を見張ります。ブーレーズの《メサジェスキス》は、7本のチェロという特殊な編成の作品。最後のベリオの《ラボリントゥスII》は、声楽、アンサンブル、テープの実験的な世界が表現されます。
2017年3月18日
レイト・ナイト・コンサートベルリン・フィル カラヤン・アカデミー
サー・サイモン・ラトルマグダレーナ・コジェナー
モーリス・ラヴェル
ステファヌ・マラルメの3つの詩マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
ルチアーノ・ベリオ
女声のための《セクエンツァIII》マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
ルチアーノ・ベリオ
声楽と器楽、テープのための《ラボリントゥスII》
ラトルの指揮、セラーズの演出でドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》を上演
Photo: Monika Rittershaus
サー・サイモン・ラトルがドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》をピーター・セラーズの演出で上演しました。フィルハーモニーの舞台にセットを加え、歌手たちには本格的な演技が付されています。主役を歌うのは、クリスティアン・ゲルハーヘルとマグダレーナ・コジェナー。嫉妬と猜疑心にさいなまれるゴローは、ジェラルド・フィンリーが演じています。彼らの演技は現代的心理劇といったところで、「愛の不条理」を鋭いタッチで描き出しています。
2015年12月20日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルマグダレーナ・コジェナー, ベルナルダ・フィンク, クリスティアン・ゲルハーヘル, フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ, ジェラルド・フィンリー, エリアス・メードラー, ピーター・セラーズ
クロード・ドビュッシー
歌劇《ペレアスとメリザンド》(セミ・ステージ形式上演)マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/メリザンド), ベルナルダ・フィンク(コントラルト/ジュヌヴィエーヴ), クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン/ペレアス), フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(バスバリトン/アルケル), ジェラルド・フィンリー(バスバリトン/ゴロー), エリアス・メードラー(ボーイソプラノ/イニョルド), イェルク・シュナイダー(バス/医師), ザシャ・グリンテンカンプ(バスバリトン/牧童), ベルリン放送合唱団, ニコラス・フィンク(合唱指揮), ピーター・セラーズ(演出)
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ピーター・セラーズ(聞き手:サラ・ウィリス)
ラトルがラッヘンマンの《タブロー》とマーラーの《復活》を指揮
1935年生まれのラッヘンマンは、現代ドイツを代表する作曲家のひとり。オーケストラのための《タブロー》は、音の生成と消滅、ノイズとフォルムの間を揺れ動く作品で、1989年に初演されました。後半は、ラトルが強い思い入れを持つマーラーの交響曲第2番《復活》です。ベルリン・フィルの演奏能力が十全に発揮され、このオケを聴く醍醐味に満たされます。ソリストのロイヤルとコジェナーは、2010年のベルリン・フィルとのライブ録音でも起用されており、今回も息の合った共演を展開しています。
2015年1月31日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルベルリン放送合唱団, マグダレーナ・コジェナー, ケイト・ロイヤル
ヘルムート・ラッヘンマン
《タブロー》グスタフ・マーラー
交響曲第2番ハ短調《復活》ベルリン放送合唱団, マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ), サイモン・ハルシー(合唱指揮), ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
ラトル指揮、演奏会形式上演によるプッチーニの《マノン・レスコー》!
サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルがプッチーニのオペラ《マノン・レスコー》を演奏会形式で上演しました。この直前に行われたバーデン・バーデンのイースター音楽祭との同プロダクションで、マノン・レスコー役のエヴァ=マリア・ウェストブレーク、デ・グリュー役のマッシモ・ジョルダーノほか、強力な顔ぶれによるプッチーニをどうぞお楽しみください。
2014年4月26日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルマッシモ・ジョルダーノ, エヴァ=マリア・ウェストブレーク, レスター・リンチ, ボグダン・ミハイ
ジャコモ・プッチーニ
歌劇《マノン・レスコー》(演奏会形式上演)マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/音楽家), マッシモ・ジョルダーノ(テノール/レナート・デ・グリュー), エヴァ=マリア・ウェストブレーク(ソプラノ/マノン・レスコー), リャン・リー(バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール), レスター・リンチ(バリトン/レスコー), ラインハルト・ドルン(バス/旅籠屋の亭主、船長), ボグダン・ミハイ(テノール/エドモント), アルトゥル・エスピリトゥ(テノール/点灯夫), クレジミル・スピチェル(テノール/舞踏教師), ウィーン・フィルハーモニア合唱団, ヨハネス・カムラー(バス/軍曹), ヴァルター・ツェー(合唱指揮)
ジャコモ・プッチーニ
歌劇《マノン・レスコー》(演奏会形式上演)マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/音楽家), マッシモ・ジョルダーノ(テノール/レナート・デ・グリュー), エヴァ=マリア・ウェストブレーク(ソプラノ/マノン・レスコー), リャン・リー(バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール), レスター・リンチ(バリトン/レスコー), ラインハルト・ドルン(バス/旅籠屋の亭主、船長), ボグダン・ミハイ(テノール/エドモント), アルトゥル・エスピリトゥ(テノール/点灯夫), クレジミル・スピチェル(テノール/舞踏教師), ウィーン・フィルハーモニア合唱団, ヨハネス・カムラー(バス/軍曹), ヴァルター・ツェー(合唱指揮)
バーデン=バーデン・イースター音楽祭の《マノン・レスコー》
Photo: Monika Rittershaus
バーデン=バーデン・イースター音楽祭の《マノン・レスコー》が、デジタル・コンサートホールで中継されました。サー・サイモン・ラトルにとっては最初のプッチーニ。ベルリン・フィルがこの作曲家を演奏するのは、約25年ぶりのことでした。演出は、英国のサー・リチャード・アイルが担当しています。主役は、オランダのソプラノ、エヴァ=マリア・ウェストブレークです。
2014年4月16日
バーデン=バーデン祝祭劇場ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルマッシモ・ジョルダーノ, エヴァ=マリア・ウェストブレーク
ジャコモ・プッチーニ
《マノン・レスコー》Act Iマグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/音楽家), マッシモ・ジョルダーノ(テノール/レナート・デ・グリュー), エヴァ=マリア・ウェストブレーク(ソプラノ/マノン・レスコー), リャン・リー(バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール), レスター・リンチ(バリトン・レスコー), ラインハルト・ドルン(バス/旅籠屋の亭主、船長), ボグダン・ミハイ(テノール/エドモンド), アルトゥル・エスピリトゥ(テノール/点灯夫), クレジミル・スピチェル(テノール/舞踏教師), ウィーン・フィルハーモニア合唱団, ヨハネス・カムラー(バス/軍曹), ヴァルター・ツェー(合唱指揮), サー・リチャード・アイル(演出)
ジャコモ・プッチーニ
《マノン・レスコー》Act IIマグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/音楽家), マッシモ・ジョルダーノ(テノール/レナート・デ・グリュー), エヴァ=マリア・ウェストブレーク(ソプラノ/マノン・レスコー), リャン・リー(バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール), レスター・リンチ(バリトン・レスコー), ラインハルト・ドルン(バス/旅籠屋の亭主、船長), ボグダン・ミハイ(テノール/エドモンド), アルトゥル・エスピリトゥ(テノール/点灯夫), クレジミル・スピチェル(テノール/舞踏教師), ウィーン・フィルハーモニア合唱団, ヨハネス・カムラー(バス/軍曹), ヴァルター・ツェー(合唱指揮), サー・リチャード・アイル(演出)
ジャコモ・プッチーニ
《マノン・レスコー》Akt IIIマグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/音楽家), マッシモ・ジョルダーノ(テノール/レナート・デ・グリュー), エヴァ=マリア・ウェストブレーク(ソプラノ/マノン・レスコー), リャン・リー(バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール), レスター・リンチ(バリトン・レスコー), ラインハルト・ドルン(バス/旅籠屋の亭主、船長), ボグダン・ミハイ(テノール/エドモンド), アルトゥル・エスピリトゥ(テノール/点灯夫), クレジミル・スピチェル(テノール/舞踏教師), ウィーン・フィルハーモニア合唱団, ヨハネス・カムラー(バス/軍曹), ヴァルター・ツェー(合唱指揮), サー・リチャード・アイル(演出)
ジャコモ・プッチーニ
《マノン・レスコー》Akt IVマグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/音楽家), マッシモ・ジョルダーノ(テノール/レナート・デ・グリュー), エヴァ=マリア・ウェストブレーク(ソプラノ/マノン・レスコー), リャン・リー(バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール), レスター・リンチ(バリトン・レスコー), ラインハルト・ドルン(バス/旅籠屋の亭主、船長), ボグダン・ミハイ(テノール/エドモンド), アルトゥル・エスピリトゥ(テノール/点灯夫), クレジミル・スピチェル(テノール/舞踏教師), ウィーン・フィルハーモニア合唱団, ヨハネス・カムラー(バス/軍曹), ヴァルター・ツェー(合唱指揮), サー・リチャード・アイル(演出)
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バーデン=バーデン・イースター音楽祭2014ライブ・ラウンジ
バッハの《ヨハネ受難曲》がラトルの指揮、セラーズの演出により上演!
Photo: Monika Rittershaus
2010年にピーター・セラーズの演出によってザルツブルク・イースター音楽祭とベルリン・フィルハーモニーで上演された《マタイ受難曲》は大反響を呼び、DVD化もされました。今回、セラーズ演出による第2弾として《ヨハネ受難曲》がフィルハーモニーの舞台で上演されました(日本語字幕付き)。「これは演劇ではありません。祈りであり、瞑想なのです」とセラーズは語ります。バリトンのロデリック・ウィリアムズを除き、《マタイ受難曲》と同じ歌手陣でお届けします。
2014年3月1日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルヨハン・セバスティアン・バッハ
《ヨハネ受難曲》カミッラ・ティリング(ソプラノ), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ), マーク・パドモア(テノール(福音史家)), トピ・レティプー(テノール(アリア)), ロデリック・ウィリアムズ(バリトン(イエス)), クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン(ピラト、ペテロ)), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー(合唱指揮), ピーター・セラーズ(演出)
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サー・サイモン・ラトル、ピーター・セラーズ(聞き手:アンディ・キング=ダブス)
フィルハーモニー50周年記念、バッハの《マタイ受難曲》がラトルの指揮で再上演!
ベルリン・フィルハーモニー竣工50周年の祝祭週間のオープニングに際し、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが、ベルリン放送合唱団、ベルリン国立大聖堂児童合唱団、及び第一級のソリストと共にバッハの《マタイ受難曲》を上演しました。2010年4月に上演され、大反響をもたらしたピーター・セラーズの演出による再演だけに、必聴といえるでしょう。
2013年10月19日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルカミッラ・ティリング, マグダレーナ・コジェナー, マーク・パドモア, トピ・レティプー, クリスティアン・ゲルハーヘル, エリック・オーウェンス, ベルリン国立大聖堂少年合唱団, ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー, ピーター・セラーズ
ヨハン・セバスティアン・バッハ
《マタイ受難曲》第1部カミッラ・ティリング(ソプラノ), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ), マーク・パドモア(テノール(福音史家)), トピ・レティプー(テノール(アリア)), クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン), エリック・オーウェンス, ベルリン国立大聖堂少年合唱団, ベルリン放送合唱団(合唱指揮), サイモン・ハルシー(演出), ピーター・セラーズ(バリトン(アリア))
ヨハン・セバスティアン・バッハ
《マタイ受難曲》第2部カミッラ・ティリング(ソプラノ), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ), マーク・パドモア(テノール(福音史家)), トピ・レティプー(テノール(アリア)), クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン), エリック・オーウェンス, ベルリン国立大聖堂少年合唱団, ベルリン放送合唱団(合唱指揮), サイモン・ハルシー(演出), ピーター・セラーズ(バリトン(アリア))
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サイモン・ハルシーによる解説
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ピーター・セラーズ(聞き手:マーク・パドモア)
ヨーロッパ・コンサート2013はプラハから
Photo: Monika Rittershaus
2013年のヨーロッパ・コンサートは、古都プラハ城内の絢爛たるスペイン・ホールを舞台に行われました。チェコ出身のメゾソプラノ、マグダレーナ・コジェナーが、ドヴォルザークの《聖書の歌》を歌っているのが注目。後半は、ラトルがベートーヴェンの《田園》を溌剌たる表情で振っています。コンサートの冒頭には、ヴォーン=ウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」が演奏されました。
2013年5月1日
ヨーロッパ・コンサート2013(プラハ城スペイン・ホール)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルマグダレーナ・コジェナー
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ
トマス・タリスの主題による幻想曲アントニン・ドヴォルザーク
聖書の歌(抜粋)マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
交響曲第6番ヘ長調《田園》
2012/13シーズンのハイライト!豪華歌手陣による《魔笛》演奏会形式上演
2013年3月にバーデンバーデン・イースター音楽祭で上演されたモーツァルトの《魔笛》が、演奏会形式の形でフィルハーモニーで上演されました。サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィル、そして国際的に著名なソリストによる今回の公演は、オペラ・ファンのみならず、2012/2013年シーズンのハイライトの一つと呼べるものです。
2013年4月7日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルディミトリー・イヴァシュシェンコ, ケイト・ロイヤル, ミヒャエル・ノッジ, パヴォル・ブレスリク
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
歌劇《魔笛》(演奏会形式上演)第1幕ディミトリー・イヴァシュシェンコ(バリトン/ザラストロ), ジョゼ・ファン・ダム(バリトン/弁者), アンドレアス・シャーガー(テノール/第1の僧侶), ジョナサン・レマル(バスバリトン/第2の僧侶), アナ・ドゥルロフスキ(ソプラノ/夜の女王), ケイト・ロイヤル(ソプラノ/パミーナ), アニック・マシス(ソプラノ/第1の侍女), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/第2の侍女), ナタリー・シュトゥッツマン(アルト/第3の侍女), レグラ・ミューレマン(ソプラノ/パパゲーナ), ミヒャエル・ノッジ(バリトン/パパゲーノ), パヴォル・ブレスリク(テノール/タミーノ), ジェイムズ・エリオット(テノール/モノスタトス), ベンジャミン・ヒューレット(テノール/第1の武者), ダーヴィット・イェルサレム(バスバリトン/第2の武者), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー(合唱指揮)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
歌劇《魔笛》(演奏会形式上演)第2幕- 無料映像
サー・サイモン・ラトルによる解説
バーデン=バーデン・イースター音楽祭《魔笛》(カーセン演出)
Photo: Andrea Kremper
ベルリン・フィルの第1回バーデン=バーデン・イースター音楽祭(2013年)は、サー・サイモン・ラトル指揮、ロバート・カーセン演出の《魔笛》で開幕しました。これによって、ザルツブルクに代わる新天地バーデン=バーデンでの、新しい時代がスタートしました。
2013年4月1日
バーデン=バーデン・イースター音楽祭2013ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルディミトリー・イヴァシュシェンコ, パヴォル・ブレスリク, ケイト・ロイヤル, ミヒャエル・ノッジ
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
歌劇《魔笛》ディミトリー・イヴァシュシェンコ(バスバリトン/ザラストロ), パヴォル・ブレスリク(テノール/タミーノ), ジョゼ・ファン・ダム(バリトン/弁者), アンドレアス・シャーガー(テノール/第1の僧侶), ジョナサン・レマル(バス/第2の僧侶), アナ・ドゥルロフスキ(ソプラノ/夜の女王), ケイト・ロイヤル(ソプラノ/パミーナ), アニック・マシス(ソプラノ/第1の侍女), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/第2の侍女), ナタリー・シュトゥッツマン(アルト/第3の侍女), レグラ・ミューレマン(ソプラノ/パパゲーナ), ミヒャエル・ノッジ(バリトン/パパゲーノ), ジェイムズ・エリオット(テノール/モノスタトス), ベンジャミン・ヒューレット(テノール/第1の武者), ダーヴィット・イェルサレム(バスバリトン/第2の武者), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー(合唱指揮), ロバート・カーセン(演出), ペトラ・ラインハルト, マイケル・レヴァイン, ピーター・ヴァン・プレート
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サー・サイモン・ラトルによる解説
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ロバート・カーセンによる解説
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制作の舞台裏(ドキュメンタリー)
ザルツブルク・イースター音楽祭の《カルメン》が、ベルリンで演奏会形式上演!
ザルツブルク・イースター音楽祭のオペラは、サー・サイモン・ラトル指揮のビゼー《カルメン》でした。音楽祭終了後、ベルリンで全曲が演奏会形式上演されます。主役を務めたのは、マグダレーナ・コジェナー。彼女が舞台でこの役を歌うのは、ザルツブルクが初めてでした。相手役は、今や欧州、アメリカで大スターのヨナス・カウフマンです。フランスものを得意とするラトルの指揮も、聴き逃せません。
2012年4月21日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルマグダレーナ・コジェナー, ヨナス・カウフマン
ジョルジュ・ビゼー
歌劇《カルメン》(演奏会形式上演)マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/カルメン), ヨナス・カウフマン(テノール/ドン・ホセ), ゲニア・キューマイアー(ソプラノ/ミカエラ), コスタス・スモリジナス(バリトン/エスカミリオ), クリスティアン・ヴァン・ホルン(バスバリトン/スニガ), アンドレ・シューエン(バスバリトン/モラレス), クリスティーナ・ランツハンマー(ソプラノ/フラスキータ), レイチェル・フレンケル(メゾソプラノ/メルセデス), ジャン=ポール・フシェクール(テノール/ラメンダード), シモーネ・デル・サルヴィオ(バリトン/ダンカイロ), ベルリン国立歌劇場児童合唱団, ヴィンツェンツ・ヴェイセンブルガー(合唱指揮), エバーハルト・フリードリヒ(合唱指揮)
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ドキュメンタリー「ベルリン・フィルハーモニーでの《カルメン》」
ラトルとコジェナーが、マーラー、ドヴォルザーク、ラヴェルで共演
サー・サイモン・ラトルが、プライベートの伴侶であるマグダレーナ・コジェナーと共演し、マーラー、ドヴォルザーク、ラヴェルの歌曲を演奏しました。マーラーのリュッケルト歌曲集は、メゾソプラノにとって重要なレパートリーのひとつ。一方ドヴォルザークの《聖書の歌》は彼女の故郷チェコの作品です。またラヴェルの《シェヘラザード》は、彼女の十八番。クリスタルに輝くナチュラル・ヴォイスに魅了されます。
2012年1月27日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルマグダレーナ・コジェナー, オラフ・マニンガー
モーリス・ラヴェル
《クープランの墓》クラウス・ヴァレンドルフ(解説)
アントニン・ドヴォルザーク
《聖書の歌》マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
グスタフ・マーラー
リュッケルト歌曲集マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
フランツ・シューベルト
交響曲第7番ロ短調《未完成》ルチアーノ・ベリオ
《夢の回帰》オラフ・マニンガー(チェロ), ベルリン・フィル カラヤン・アカデミー
モーリス・ラヴェル
《シェヘラザード》マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
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マグダレーナ・コジェナーとサー・サイモン・ラトルによる作品解説
「レイト・ナイト」シリーズがスタート!
2011/12年シーズンのベルリン・フィルの新機軸のひとつは、「レイト・ナイト」シリーズです。これは通常の定期演奏会の終了後に、夜10時半からさらにコンサートを行なう、というもの。第1回は、アーノンクールの演奏会の後に、ベルリン・フィル団員、サー・サイモン・ラトル(指揮)、マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)、オラフ・オット(トロンボーン)が出演しました。
2011年10月29日
レイト・ナイト・コンサートベルリン・フィル団員
サー・サイモン・ラトルマグダレーナ・コジェナー, オラフ・オット
マヌエル・デ・ファリャ
声楽、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープのための《プシュケ》マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
ルイージ・ダラピッコラ
《ピッコラ・ムジカ・ノットゥルナ》ルチアーノ・ベリオ
《セクエンツァV》オラフ・オット(トロンボーン)
ルチアーノ・ベリオ
メゾソプラノと7つの楽器のためのフォーク・ソングスマグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
ラトルがオーケストラ・アカデミー団員と《大地の歌》(室内オケ版)を上演
ベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミーは、毎年サー・サイモン・ラトルの指揮で演奏会を行っていますが、今回はマーラーの《大地の歌》を演奏。グレン・コーティーズによる室内オーケストラ版の響きは、オリジナルとの差をほとんど感じさせません。マグダレーナ・コジェナーがソロを担当しているのも、大注目です。プログラムの前半では、ヘンツェのヴァイオリン協奏曲第2番が演奏されています。
2011年1月30日ベルリン・フィル カラヤン・アカデミー
サー・サイモン・ラトルガイ・ブラウンシュタイン, マグダレーナ・コジェナー, アンドリュー・ステイプルズ
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ
ヴァイオリン協奏曲第2番ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン), ヴォルフラム・テスマー(バリトン)
グスタフ・マーラー
《大地の歌》(グレン・コーティーズによる室内オーケストラ版)マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ), アンドリュー・ステイプルズ(テノール)
マーラー・ツィクルス第2弾。ラトルの交響曲第2番《復活》
サー・サイモン・ラトルのマーラー・ツィクルスの第2弾は、「交響曲第2番《復活》」です。ベルリン・フィルはこの作品を1895年にマーラー自身の指揮で初演。ラトルにとっても、バーミンガム市響とのCDで国際的な評価を確立した特別なレパートリーです。なお、マーラーの前には、シェーンベルクの《ワルシャワの生き残り》が上演されています。
2010年10月30日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルベルリン放送合唱団, ケイト・ロイヤル, マグダレーナ・コジェナー
アルノルト・シェーンベルク
《ワルシャワの生き残り》ハンス・ツィシュラー(語り), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー(合唱指揮)
グスタフ・マーラー
交響曲第2番《復活》ケイト・ロイヤル(ソプラノ), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー(合唱指揮)
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サイモン・ハルシーによる楽曲解説
ラトルが《マタイ受難曲》を指揮。儀式化(演出)は、ピーター・セラーズ
2010年4月に行われたバッハの《マタイ受難曲》のコンサートは、指揮をしたサイモン・ラトル自身、「われわれがベルリンで行ってきた中で、もっとも重要なもの」であると認めています。ピーター・セラーズの演出によるセミ・ステージ形式の舞台は、世界中で話題になりました。福音史家(マーク・パドモア)が、イエス本人という衝撃の解釈です。バロック演奏の新時代を切り開く、革新的な舞台をデジタル・コンサートホールでご覧ください(日本語字幕付き)。
2010年4月11日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルヨハン・セバスティアン・バッハ
《マタイ受難曲》第1部マーク・パドモア(テノール/福音史家), クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン/イエス), カミッラ・ティリング(ソプラノ), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ), トピ・レティプー(テノール), トーマス・クヴァストホフ(バス), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー(合唱指揮), ベルリン国立大聖堂少年合唱団, カイ=ウーヴェ・イールカ(合唱指揮), ピーター・セラーズ(Staging)
ヨハン・セバスティアン・バッハ
《マタイ受難曲》第2部- 無料映像
ピーター・セラーズ(聞き手:サイモン・ハルシー)
ラトルがラヴェルの《マ・メール・ロワ》と《子供と魔法》を指揮
サイモン・ラトルがオール・ラヴェルのコンサートで、聴き手をファンタジーあふれる魔法の世界へとご招待します。バレエ《マ・メール・ロワ》全曲、そしてチャーミングな1幕のオペラ《子供と魔法》です。後者では、マグダレーナ・コジェナーが主役を担っています。
2008年9月27日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルモーリス・ラヴェル
バレエ《マ・メール・ロワ》全曲モーリス・ラヴェル
歌劇《子供と魔法》全曲マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ), アニック・マシス(ソプラノ), モイツァ・エルトマン(ソプラノ), ソフィ・コッシュ(メゾソプラノ), ナタリー・シュトゥッツマン(アルト), ジャン=ポール・フシェクール(テノール), フランソワ・ル・ルー(バリトン), ジョゼ・ファン・ダム(バリトン), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー(合唱指揮)
2006年ジルベスターはラトル指揮内田光子独奏のモーツァルト&R・シュトラウス
2006年のジルベスター・コンサートでは、ラトル指揮でモーツァルトとR・シュトラウスの作品が演奏されています。《ばらの騎士》には、モーツァルトの《フィガロの結婚》に通ずる典雅さがあり、その終幕の三重唱では、ソプラノ3人のよる天国的な音響美が実現されています。一方前半では、内田光子のモーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」が、まさに真打ち!ラトルとの掛け合いも、阿吽の呼吸です。
2006年12月31日
ジルベスター・コンサート2006ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル内田光子, カミッラ・ニュールント, マグダレーナ・コジェナー, ローラ・エイキン
リヒャルト・シュトラウス
《ドン・ファン》ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ピアノ協奏曲第20番ニ短調内田光子(ピアノ)
リヒャルト・シュトラウス
《ばらの騎士》より終幕の三重唱カミッラ・ニュールント(ソプラノ/元帥夫人), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ/オクタヴィアン), ローラ・エイキン(ソプラノ/ゾフィー)
ヨハン・シュトラウス2世
《ハンガリー万歳!》アントニン・ドヴォルザーク
スラブ舞曲ト短調 Op. 46-8
2005年ジルベスター・コンサートはモーツァルト!
2005年のジルベスター・コンサートは、2006年1月27日の生誕250周年に合わせてオール・モーツァルト・プログラムが組まれました。この夜の公演では《フィガロの結婚》の序曲とフィナーレのほか、交響曲第38番《プラハ》が演奏されました。ピアノ協奏曲第9番《ジュノム》のソリストはエマニュエル・アックス。サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルによる、モーツァルト・イヤーの始まりにふさわしい華やかな演奏をお楽しみください。
2005年12月31日
ジルベスター・コンサート2005ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルエマニュエル・アックス, クリスティアーネ・エルツェ, マグダレーナ・コジェナー, カミッラ・ニュールント, ジョン・レリエ, ジェラルド・フィンリー
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
《フィガロの結婚》序曲ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調《ジュノム》エマニュエル・アックス(ピアノ)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
交響曲第38番ニ長調《プラハ》ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
《フィガロの結婚》よりフィナーレクリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ(スザンナ)), マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ(ケルビーノ)), カミッラ・ニュールント(ソプラノ), ジョン・レリエ(バリトン(フィガロ)), ブルクハルト・ウルリヒ(バス(バジーリオ)), ジェラルド・フィンリー(バリトン(アルマヴィーヴァ伯爵)), ジェラルド・フィンリー(バリトン(アルマヴィーヴァ伯爵)), コンスタンティン・ヴォルフ(バス(アントニオ))
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
アヴェ・ヴェルム・コルプス