コンサート

コンサート解説

サー・サイモン・ラトルが昨年ベルリン・フィル首席指揮者を退任してから最初の演奏会で指揮したのは、バッハの《ヨハネ受難曲》です。これはピーター・セラーズの演出により2014年3月に初演されましたが、その時とほぼ同じキャストでの再演が 今回実現することになりました。優れたバッハ歌いとしてバッハ・コレギウム・ジャパンに頻繁に客演しているロデリック・ウィリアムズがイエス役を演じ、マーク・パドモアが福音史家を歌います。ラトル時代におけるもっとも感動的なプロダクションの一つであり、単に音楽のみならず、演劇的にも密度の高い世界が描き出されています。

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