コンサート

コンサート解説

東京のサントリー・ホールで行われた当演奏会では、クラウディオ・アバドとベルリン・フィルがロシアの管弦楽曲3作品を取り上げました。

ムソルグスキーの交響詩《はげ山の一夜》(1867年原典版)は、はげ山に集まり、明け方まで大騒ぎする不気味な魔女たちの姿を描いた作品。また、ストラヴィンスキーの組曲《火の鳥》(1919年原典版)は、ロシア・バレエ団の主宰者セルゲイ・ディアギレフの依頼がきっかけで作曲されました。

一方、チャイコフスキーの交響曲第5番(1888年)は、交響曲第6番《悲愴》と並んで人気の高い作品です。第1楽章においてクラリネットで提示される哀愁的な「運命の動機」が、全曲にわたって使用されます。

アバドにとって、これらの作品は十八番のレパートリーといえるものです。ここでは、ベルリン・フィルの卓越した演奏能力も聴き逃せません。

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