インタビュー
キリル・ペトレンコ(聞き手:クシシュトフ・ポロネク)
ペトレンコがメンデルスゾーンとショスタコーヴィチを指揮
メンデルスゾーンは、スコットランドへの旅行からインスピレーションを得て、雰囲気豊かな交響曲第3番を作曲しました。それとまったく異なる意味でのプログラム性を持つのがショスタコーヴィチの交響曲第10番。スターリンの死後、初めて書かれたこの作品は、スターリン時代を想起させるような抑圧的でしばしばグロテスクな音楽が続きますが、最後は希望に満ちた楽章で締めくくられます。指揮はキリル・ペトレンコです。「どの声部が主導し、どの声が伴奏するのかを正確に聴き取ること ができる演奏で、伴奏自体も魅惑的な美しい音によって息づいている」(『ベルリーナー・ツァイトゥング』紙)。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ
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