ソヒエフ指揮によるショスタコーヴィチとリスト
トゥガン・ソヒエフが指揮するショスタコーヴィチの交響曲第4番。作品内の舞曲や行進曲のモチーフの使用や不協和な音響語法はマーラーを彷彿とさせるものであり、彼がマーラーを敬愛していたことが読み取れるでしょう。同時にそこでは、スターリンによる独裁政権も示唆されています。この交響曲と組み合わされるリストのピアノ協奏曲第2番は、深い表現に満ちた作品です。ソリストを務めるアレクサンドル・カントロフは、今回ベルリン・フィルデビューを飾ります。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
トゥガン・ソヒエフ
アレクサンドル・カントロフ
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