クラウディオ・アバドとベルリン・フィル

クラウディオ・アバドは、1989年から2002年までベルリン・フィルの首席指揮者を務めました。彼は、カラヤン時代の重厚なスタイルを一新し、オーケストラから光彩に満ちた明晰な響きを引き出しました。同時に、今日コンサートの現場で定着している「シーズン・テーマ」を導入し、特定の趣向をもとにプログラムを編む方法を打ち出しています。ベルリン・フィルでの最後の演奏会は、2013年5月。その内容は、ベルリン・フィル・レコーディングスによりCD化されています。

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