2017年1月28日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル

  • ジョン・アダムズ
    受難オラトリオ《もう1人のマリアの福音書》 (154分)

    ケリー・オコーナーメゾソプラノ/マリア), タマラ・マンフォードメゾソプラノ/マルタ), ダニエル・ブーベックカウンターテナー), ブライアン・カミングスカウンターテナー), ネイサン・メドリーカウンターテナー), ピーター・ホアテノール/ラザロ), ベルリン放送合唱団, ダニエル・ロイス合唱指揮

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    インタビュー/ジョン・アダムズ(聞き手:ノア・ベンディックス=バルグリー) (17分)

2015/2016年シーズンにピーター・セラーズを演出家として初めてアーティスト・イン・レジデンスに迎えたことは、ベルリン・フィルの歴史において大きな出来事でした。セラーズはバッハのマタイ受難曲(2010年)とヨハネ受難曲(2014年)の「儀式化」演出で聴衆、プレスから絶賛され、2015年12月にはドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》のセミ・ステージ形式上演をやはり大きな成功に導きました。

2016/2017シーズンにジョン・アダムズを作曲家としてアーティスト・イン・レジデンスに迎えたことも、ラトルの時代では初めてのことです。戦後のアメリカでもっとも影響力が強く、また高い人気を誇るアダムズによるオラトリオ《もう1人のマリアの福音書》が、今回セラーズの演出で上演されました。「もう1人のマリア」とは、マグダラのマリアのこと。2012年にロサンゼルスで初演されたこの音楽劇では、キリストの受難が、彼に最後まで付き添い、最初にその復活の証人となったと言われる彼女の視点から描かれています。

とはいえ、アダムズとセラーズの共同作業の目的は聖書を書き直すことではなく、新約聖書と旧約聖書、中世の神秘主義者、20世紀の女性解放や政治の活動家、さらにホロコーストの生存者からの引用をコラージュして台本を編纂しています。キリストの受難の意味を、アダムズは今日的な視点からどのように見つめるのでしょうか。サー・サイモン・ラトルの指揮、さらにカウンターテノールによる3人の福音史家を始めとする歌手陣にもご注目ください。

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