コンサート

コンサート解説

カラヤン・アカデミー創設40周年記念のハイライトを飾ったのが、新旧の奨学生で構成された特別編成のオーケストラによるシンフォニーコンサートです。1972年以来、カラヤン・アカデミーでは、優秀な若手音楽家の養成を行っており、彼らの多くは後に著名なオーケストラに入団しています。様々な世代による世界中のアカデミー生がフィルハーモニーに一堂に会して公演を行うのは、このときが初となりました。

サー・サイモン・ラトルがアカデミー卒業生で構成されたオーケストラを指揮して、アントン・ブルックナーの交響曲第8番を演奏。ラトルが同曲をベルリンで指揮するのは初めてであり、その意味でも興味深い内容と言えます。またそれに先駆けて、財団法人ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、イギリス人作曲家ベネディクト・メイソンに委嘱した新作が初演されています。ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーの過去を振り返りつつ、新たな門出を祝う公演となりました。

当演奏会は、アカデミーのためのチャリティー公演でもあり、収益はアカデミーの運営に寄付されました。

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