2018年9月15日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
フランソワ=グザヴィエ・ロト

カロリン・ヴィトマン

  • イゴール・ストラヴィンスキー
    管楽器のための交響曲(1947年版) (10分)

  • ベルント・アロイス・ツィンマーマン
    ヴァイオリン協奏曲 (21分)

    カロリン・ヴィトマンヴァイオリン

  • クロード・ドビュッシー
    《管弦楽のための映像》より第1曲〈ジーグ〉 (7分)

  • ジェルジ・リゲティ
    《ロンターノ》 (12分)

  • クロード・ドビュッシー
    《管弦楽のための映像》より第3曲〈春のロンド〉 (7分)

  • ジェルジ・リゲティ
    《アトモスフェール》 (8分)

  • クロード・ドビュッシー
    《管弦楽のための映像》より第2曲〈イベリア〉 (23分)

  • 無料映像

    フランソワ=グザヴィエ・ロト(聞き手:マシュー・ハンター) (17分)

2015年からケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席指揮者を務めるフランソワ=グザヴィエ・ロトが客演します。パリ出身のロトはオルガン奏者だった父親の影響から9歳でフルートを始め、若き頃にパリの交響楽団のメンバーだった時期もあります。ベルリン・フィルに客演するのは2015年のデビューに続いて、今回が2回目になります。

プログラムの中心に置かれているのはドビュッシーの《映像》。〈ジーグ〉〈イベリア〉〈春のロンド〉の3曲は、ニュアンス豊かな響きを特徴とし、旋律を奏でるのは木管と金管楽器にほぼ限定されています。この《映像》の曲間に、リゲティの《ロンターノ》と《アトモスフェール》を挟むという斬新な構成。ミクロポリフォニーという技法で書かれたリゲティの《アトモスフェール》は、その複雑なオーケストレーションは重力の法則を失わせるような効果があり、ピアノ以上の音量になることはほとんどありません。《ロンターノ》も現代音楽の古典と呼べる作品で、絶えず音色が変化し続けます。ストラヴィンスキーの管楽器のための交響曲は、ドビュッシーを追悼するために書かれた作品です。

前半では、カロリン・ヴィトマンが、B・A・ツィンマーマンのヴァイオリン協奏曲を演奏しました。ツィンマーマンは、バーンスタインと同じ1918年生まれで、2018年は生誕100周年。ピストル自殺というショッキングな晩年で知られる一方、その作品は、どの流派にも属さない独創性を斬新さを示しています。このヴァイオリン協奏曲は1949年から50年にかけて書かれ、冒頭の楽章の第2主題はシュスタコーヴィチのグロテスクなスケルツォを想起させます。彼が初めて十二音技法に接近した作品としても重要です。

musikfest berlinIn co-operation with Berliner Festspiele/Musikfest Berlin

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