ペトレンコがブルックナー「第5」とリームを指揮
鳴り響く大聖堂--ブルックナーの交響曲は、壮大な響きの構造が、高らかにそびえるクライマックスと結びつくことから、しばしばこのように形容されます。これは、ブルックナーがその創意工夫に満ちた楽曲作法から「対位法の傑作」と呼んだ交響曲第5番にも当てはまります。キリル・ペトレンコは、この作品と同じく宗教的な建築に関連する作品をプログラムに組みました。暗く力強い響きによる彫刻、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院から着想を得たリームの《イン・シュリフト》です。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ
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