ドイツ連邦大統領慈善演奏会ー1988年からの歩み

近年さかんに取り上げられるようになったエルガーのヴァイオリン協奏曲は、作曲者が「あまりにもエモーショナルな作品」と呼んでいます。ここでソロを務めたのは、10年ぶりにベルリン・フィルに登場したピンカス・ズーカーマンです。指揮を担当するのは、彼の長年の友人であるズービン・メータ。彼はプログラムの後半では、同じくエモーショナルな美感に満ちたチャイコフスキーの交響曲第5番を振っています。なお当演奏会は、退任するドイツ連邦共和国大統領ヨアヒム・ガウクが主催する最後のユニセフ募金演奏会でした。

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