コンサート

コンサート解説

ポーランドの指揮者クシシュトフ・ウルバンスキがベルリン・フィルの定期演奏会にデビューを果たしました。有望な若手指揮者としての呼び声が高いウルバンスキは、現在インディアナポリ交響楽団とノルウェー・トロンヘイム交響楽団の音楽監督を務めています。その彼がこの公演に選んだのはチェコの作品群。1824年に生まれチェコの国民楽派の創始者として知られるスメタナは、芸術音楽と民謡とを独自の形で統合させました。有名な連作交響詩《わが祖国》から、ボヘミアの自然の美しさを表現した第2曲〈ヴルタヴァ〉(モルダウ)とチェコの伝説をテーマにした第3曲〈シャールカ〉をお届けします。

スメタナより17歳若いドヴォルザークは、スメタナが敷いた道を先へと進めました。イギリス滞在中に作曲した交響曲第7番は、ボヘミアを偲ばせる要素は少なく、メランコリックな雰囲気が全体を支配しています。もう1曲、前半に演奏されるマルティヌーのチェロ協奏曲第1番は、チェコの国民音楽と20世紀の音楽イディオムとの融合に成功した作品と呼べるでしょう。先のバーデン=バーデン・イースター音楽祭でベルリン・フィル・デビューを果たしたばかりのソル・ガベッタをソリストに迎えています。ガベッタは、2004年にクレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞して以来、国際的に豊富なキャリアを築いているチェリストです。

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