2016年2月13日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・ブロムシュテット

  • フランツ・ベルワルド
    交響曲第3番ハ長調《風変わりな交響曲》 (32分)

  • アントニン・ドヴォルザーク
    交響曲第7番ニ短調 (52分)

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    ヘルベルト・ブロムシュテット、ベルワルドとドヴォルザークについて語る (19分)

スウェーデン出身の名指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテットによる当プログラムで興味を惹かれるのは、同郷の作曲家フランツ・ベルワルドの交響曲第3番《風変わりな交響曲》という極めて珍しい演目が取り上げられることでしょう。1845年3月に完成したこの交響曲の独自性は、すでに作品の冒頭で聴き取ることができます。シンプルな動機が移ろいやすい和声の上に重ねられ、音楽はさまざまに色合いを変えてゆきます。第2楽章のアダージョは中間部にスケルツォが組み込まれるユニークなもので、高揚感に溢れる終楽章はそれまでの音楽と見事なコントラストを形作っています。ベルリン・フィルがこの作品を演奏するのは、1917年以来初めてのこと。ブロムシュテットは、「この作品が今日もほとんど知られていないのは不当です」と主張しています。
 
後半はドヴォルザークの交響曲第7番。1885年にロンドンで行われた初演は大成功を収め、「ブラームスに次いで今日もっとも天分豊かな作曲家」とこの作曲家を評したハンス・フォン・ビューローやハンス・リヒターは、相次いでこの作品を取り上げてゆくことになりました。近年ベルリン・フィル客演の際に指揮する機会の多いブルックナー同様、ロマン派の音楽はブロムシュテットがもっとも得意とするところです。

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