インタビュー
ヴァレリー・ゲルギエフ(聞き手:シュテファン・コンツ)
ゲルギエフがストラヴィンスキーの《火の鳥》を指揮
ヴァレリー・ゲルギエフの久々のベルリン・フィル客演では、フランスにおけるロシア音楽とバレエへの関連がテーマとなっています。20世紀初頭、パリはセルゲイ・ディアギレフのバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)に席巻されましたが、ドビュッシーの《牧神の午後への前奏曲》は、ヴァーツラフ・ニジンスキーが振り付けて一世を風靡した作品。一方、ストラヴィンスキー《火の鳥》も、ディアギレフが委嘱して注目を集め、若き作曲家の名前を一躍有名にしました。いずれもオーケストラの色彩感と技巧美に満ちた傑作です。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァレリー・ゲルギエフ
© 2018 Berlin Phil Media GmbH
関連インタビュー
おすすめ映像
- ゲルギエフ、10年ぶりのベルリン・フィル登場
- ゲルギエフとグリモーがベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番で共演
- ルイゾッティが2度目のベルリン・フィル客演。ソロはパユ
- ラトル指揮、セラーズ演出によるリゲティ《ル・グラン・マカーブル》
- バレンボイムとブロンフマンがブラームスのピアノ協奏曲第1番で共演
- 2011年アジア・ツアー:台湾でのブルックナー「第9」、細川《開花の時》他
- 「クローズアップ・ベートーヴェン」第4部
- T・ツィンマーマンが、ビシュコフ指揮でバルトークのヴィオラ協奏曲を演奏
- ホーネックのベルリン・フィル・デビュー、ムターがドヴォルザークの協奏曲を共演!
- 教育プログラム:ヴォーカル・ヒーローズ