インタビュー
マルティン・グルービンガー(聞き手:フィリップ・ボーネン)
メータがR・コルサコフの《シェヘラザード》を指揮
このコンサートでは、オーストリアのパーカッション奏者、マルティン・グルービンガーがベルリン・フィルにデビューを飾りました。取り上げるのは、ペーテル・エトヴェシュの打楽器協奏曲《スピーキング・ドラムズ》。インドの打楽器に想を得たというこの作品は、ソリストが喋ったり叫んだりする極めて独創的なものです。前半では、ヴァレーズの《アンテグラル》にも注目。ズービン・メータは、豊麗なオーケストラの色彩を引き出す才に秀でた指揮者ですが、それはリムスキー=コルサコフの《シェヘラザード》でも十全に発揮されています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ
マルティン・グルービンガー
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