オラモがマーラーの2つの作品を指揮

ベルリン・フィルが、マーラーの2つの後期作品をお届けします。まず演奏されるのは、未完に終わった交響曲第10番から表情豊かな「アダージョ」。深い悲しみと哀愁を帯びたこの楽章は、《大地の歌》とも共鳴します。《大地の歌》は歌曲と交響曲の間に位置する作品であり、マーラーは当時「私がこれまでに手がけた中で、おそらく最も個人的な作品」だと述べていました。健康上の都合でキャンセルとなったダニエル・バレンボイムに代わり、サカリ・オラモが指揮を務めます。

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