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ネルソンスがショスタコーヴィチでベルリン・フィルにデビュー

2010年10月16日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アンドリス・ネルソンス

バイバ・スクリデ

  • アルバン・ベルク
    ヴァイオリン協奏曲〈ある天使の思い出に〉 (37分)

    バイバ・スクリデヴァイオリン

  • ディミトリ・ショスタコーヴィチ
    交響曲第8番 (72分)

  • 無料映像

    アンドリス・ネルソンス&バイバ・スクリデ(聞き手:スタンリー・ドッズ) (20分)

2010年10月のベルリン・フィルは、若手指揮者のデビュー月間となりました。前2回の定期演奏会に続き、月後半のコンサートも2人のデビュー指揮者が担当。まずヨーロッパ指揮界の新星として注目されているアンドリス・ネルソンスが、ついにベルリン・フィルの指揮台に立ちました。ラトヴィア出身のネルソンスは、現在ボストン交響楽団の首席指揮者として活躍していますが、当時すでにウィーン国立歌劇場やバイロイト音楽祭でも高い評価を得ていました。

プログラム前半は、ベルクのヴァイオリン協奏曲。この作品は、ベルクが1935年、アルマ・マーラーの娘マノンの死に衝撃を受けて作曲したもので、ベルクの代表作に数えられます。歴史上初めて12音技法で書かれたヴァイオリン協奏曲ですが、その音調はむしろ耽美的で、「ポピュラー」とさえ言える演奏頻度を誇っています。ソロを務めるラトヴィア生まれのバイバ・スクリデも、この時がベルリン・フィル・デビューとなりました。

一方ショスタコーヴィチの「交響曲第8番」は、第2次世界大戦中の1943年に作曲されました。作品では戦争の残虐さと民衆の悲しみが表現されていると言われます。行進する軍隊の勇壮な調子が、空虚な物々しさで描かれ、大戦の虚しさが暗喩として組み込まれています。

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