2016年4月3日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル

エヴァ=マリア・ウェストブレーク, ステュアート・スケルトン

  • リヒャルト・ワーグナー
    楽劇《トリスタンとイゾルデ》(演奏会形式上演)第1幕 (80分)

    エヴァ=マリア・ウェストブレークソプラノ/イゾルデ), ステュアート・スケルトンテノール/トリスタン), サラ・ コノリーメゾソプラノ/ブランゲーネ), ミヒャエル・ノッジテノール/メロート), スティーヴン・ミリングバスバリトン/クルヴェナール), ローマン・サドニックテノール/メロート), ジーモン・シュトリッカーバリトン/舵取り), トーマス・エーベンシュタインテノール/船員、牧人), ベルリン放送合唱団, サイモン・ハルシー合唱指揮

  • リヒャルト・ワーグナー
    楽劇《トリスタンとイゾルデ》(演奏会形式上演)第2幕 (72分)

  • リヒャルト・ワーグナー
    楽劇《トリスタンとイゾルデ》(演奏会形式上演)第3幕 (86分)

  • 無料映像

    サー・サイモン・ラトル、《トリスタンとイゾルデ》について語る (36分)

2016年のバーデン=バーデン・イースター音楽祭で上演されたワーグナー《トリスタンとイゾルデ》が、ベルリンでもコンサート形式で取り上げられました。ラトルの指揮のもと、エヴァ=マリア・ウェストブレーク(イゾルデ)、ステュワート・スケルトン(トリスタン)が、両主役を担当。ラトルの演奏のなかでも、近年出色と評判の出来です。
 
1865年にミュンヘンで初演された《トリスタンとイゾルデ》を、ワーグナーは単に「3幕の劇進行」と名付けました。それは起こる出来事が目立って少ないこの作品を逆説的に指してのことでした。幕が上がる前の出来事として、トリスタンはかつてイゾルデの婚約者を殺害していました。彼はアイルランドの王女であるイゾルデを嫁ぎ先のマルケ王のもとに送り届けるという不吉な任務を任され、その過程で主人公2人の内面の葛藤が描かれます(第1幕)。第2幕では愛の薬で恋に落ちた2人が愛の喜びに浸り、陶酔的な音楽が支配。そして第3幕では、トリスタンがマルケ王の家臣メロートにより重唱を負わされ、朦朧とする中、従僕のクルヴェナールがトリスタンを見守ります。やがて、イゾルデは遅れてトリスタンの元に駆けつけるのでした……。

官能と陶酔の世界に溢れながらも、同時にこの上なく静謐な《トリスタン》こそ、演奏会形式上演でじっくり耳を傾けるにふさわしい作品と言えます。ワーグナーの豊麗な響きをご堪能ください。

映像を観る

無料でお試し視聴!

無料でお試し視聴!

ラトル指揮によるベートーヴェン「交響曲第4&7番」を無料でご覧ください。

無料お試し視聴する