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2016年4月10日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
小澤征爾

ピーター・ゼルキン

  • ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
    セレナード第10番《グラン・パルティータ》 (52分)

  • ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
    《エグモント》序曲 (11分)

  • ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
    合唱幻想曲 (28分)

    ピーター・ゼルキンピアノ), ベルリン放送合唱団

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    小澤征爾、ベルリン・フィル名誉団員の称号を授与 (8分)

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    インタビュー/小澤征爾(聞き手:樫本大進) (14分)

当演奏会は、当初ズービン・メータの80歳を記念する演奏会として予定されていましたが、本人のキャンセルにより、急遽小澤征爾が指揮することになりました。1966年のデビュー以来、小澤とベルリン・フィルは頻繁に共演を重ねており、病気による長期間の休養からの復帰公演を当団は心待ちにしていました。

小澤は1973年から2002年までボストン交響楽団の音楽監督を、さらに2002年から2010年まではウィーン国立歌劇場の音楽監督を歴任しました。ベルリン・フィルとは古典派からロマン派、さらに近現代に至るまで幅広いレパートリーで共演を重ね、前回2009年5月にはメンデルスゾーンのオラトリオ《エリア》の演奏で聴衆、プレス共に深い感動をもたらしました。その際、デジタルコンサートホールのインタビューで「ベルリン・フィルの好きなところは?」と聞かれた小澤は、「全員が室内楽のように演奏するところです。これがこのオーケストラの伝統を形作っていると思いますね」と答えています。

今回の演目は、モーツァルトの《グラン・パルティータ》、ベートーヴェンの《エグモント》序曲、さらに合唱幻想曲とウィーン古典派で統一されています。最後の合唱幻想曲は、前例のない特異な作品です。ピアノ幻想曲、交響曲、協奏曲、弦楽四重奏曲、合唱曲、即興演奏、変奏曲、行進曲、リート、さらに頌歌と、ベートーヴェンは異なるさまざまな音楽形式を統合させ、この実験が後の第9交響曲へとつながっていくのでした。小澤征爾の約7年ぶりとなった感動的な復帰公演をどうぞお聴きください。

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