ラトルがリゲティ、ワーグナー、ドビュッシー、ラヴェル、シューマンの作品を一夜で指揮!

2012年11月13日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル

  • ジェルジ・リゲティ · リヒャルト・ワーグナー
    《アトモスフェール》・《ローエングリン》第1幕への前奏曲 (20分)

  • クロード・ドビュッシー
    舞踏詩《遊戯》 (20分)

  • モーリス・ラヴェル
    《ダフニスとクロエ》第2組曲 (18分)

  • ローベルト・シューマン
    交響曲第3番変ホ長調《ライン》 (34分)

一夜で5人の作曲家の作品が上演される当コンサートは、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルの「響きの魔術」を味わう格好の舞台となることでしょう。特に前半は、オーケストラの響きを追求した作曲家の作品が並びます。

リヒャルト・ワーグナーは、1848年のロマンティック・オペラ《ローエングリン》第1幕への前奏曲で、中世の伝説の騎士の世界を眩いばかりの音楽で描きました。その半世紀後、フランスの作曲家たちが新しい色合いのオーケストレーションを獲得します。同時代の絵画表現から影響を受けた彼らは、またたくまに「印象派」と評されるようになりました。クロード・ドビュッシーの舞踏詩《遊戯》とモーリス・ラヴェルのバレエ音楽《ダフニスとクロエ》の第2組曲は、フランス音楽史の中でも最美の例に数え上げられるでしょう。そして1961年、ジェルジュ・リゲティは並外れた響きの感覚を持つオーケストラ曲《アトモスフェール》で国際的な名声を獲得し、20世紀後半の作曲家の中で特異な地位を築きます。

最後に演奏されるのは、ローベルト・シューマンの交響曲第3番。先の作曲家とは対照的に、シューマンはこれまで繰り返し、オーケストレーションに難のある作曲家と呼ばれてきました。しかし最近は、ピリオド奏法の進化により、そのような先入観は覆されつつあります。今回のコンサートでも、シューマンの《ライン》に新しい光が当てられるかもしれません。

EMI Sir Simon Rattle appears by courtesy of EMI Classics.

 

 

 

 

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