ラトルのマーラー《巨人》。前半はラフマニノフ「交響的舞曲」

2010年11月5日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル

  • セルゲイ・ラフマニノフ
    交響的舞曲 (39分)

  • グスタフ・マーラー
    交響曲第1番《巨人》 (65分)

  • 無料映像

    サー・サイモン・ラトルによる楽曲解説 (10分)

2010/11年シーズンのラトルのマーラー・ツィクルスは、8月27日のシーズン開幕コンサートでスタートしましたが、ここではそこで演奏された「交響曲第1番」がリピート上演されました。マーラーは20代半ばで《巨人》を作曲しましたが、巨大なオーケストラを駆使する能力には、すでに巨匠の面影が現われていると言えるでしょう。作品は、マーラーの出身地であるボヘミアの自然を想起させる透明なオクターブの響きで開始。苦渋に溢れた作品が多いマーラーとしては平易な美しさに溢れ、親しみやすいものとなっています。歌曲集《子供の不思議な角笛》に依拠した民謡風の曲調は、彼の初期作品に典型的なスタイルと呼べるものです。

一方年に作曲されたラフマニノフの「交響的舞曲」は、彼の最後の作品となったものです。死期を察した彼は、作曲中「これが私の最後の輝きになるだろう」と語っています。当時アメリカに亡命していたにもかかわらず、基調は故郷ロシアの色彩が強いもの。初め2台ピアノのために作曲されましたが、直ちにオーケストラ版に改訂され、1941年1月にオーマンディ指揮フィラデルフィア管で初演されています。

EMISir Simon Rattle appears by kind permission of EMI Classics.

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