2013年8月23日
Opening of the 2013/2014 season

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル

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    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
    交響曲第39番変ホ長調 (34分)

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    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
    交響曲第40番ト短調 (31分)

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    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
    交響曲第41番ハ長調 (41分)

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    サー・サイモン・ラトル、2013/14シーズンについて語る (18分)

ベルリン・フィルの2013/14年シーズンは、サー・サイモン・ラトル指揮によるモーツァルトの「3大交響曲」で幕を開けました。

モーツァルトの最後の3つの交響曲の作曲動機は、音楽学者のアルフレート・アインシュタインによれば、「依頼でも直接的な目的でもなく、永遠性への哀願だった」。音楽史に残る交響曲の傑作を書き上げたいと望んだモーツァルトが、永遠に「神に愛でられし者」になったという美化されたイメージは、今も一般に根強く残っています。

しかし、フリーメイソンの盟友ミヒャエル・プフベルクに宛てた手紙で言及しているように、彼はこれらの交響曲を3つの「カジノのアカデミー」のために作曲したようです。いずれにしろ確かなことは、モーツァルトが古典派交響曲の最高傑作を作り上げたことで、この3つの作品には編成も含めて際立った相違が見られるように、彼はそこに自分のあらゆる作曲技法を注ぎ込んだのです。

第39番変ホ長調は、驚くべき輝きと生気に溢れた一方で、薄暗くデモーニッシュな表情を持つことから、E.T.A.ホフマンは「冥府の深みへと導く音楽」と評しました。人気の高い第40番ト短調は、建築のように調和の取れた傑作として知られ、ドラマチックな短調の楽章に挟まれた叙情的なアンダンテは、聴き手につかの間の休息をもたらします。そして、形式的にも作曲技法的にもあらゆる名人芸が駆使された第41番《ジュピター》は、18世紀の器楽音楽の真髄と言えるでしょう。ラトルとベルリン・フィルによるシーズンオープニングの演奏会をお楽しみください。

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