ラトルがシューマンとラッヘンマンを指揮

当演奏会は、サー・サイモン・ラトルが首席指揮者を退任した後、最初に指揮するコンサートのひとつに当たります。その曲目に選ばれたのが、ドイツ現代作曲家界の巨匠ヘルムート・ラッヘンマンの近作《マイ・メロディーズ》(2016年)。8本のホルンをソロとする35分ほどの作品ですが、さすがはラッヘンマンだけあって、「難解」という印象を超えた密度と完成度を感じさせる作品です。後半は、ラトルが愛するシューマンの「交響曲第2番」。この作曲家も、「4本のホルンのためのコンツェルトシュテュック」を作曲しています。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

サー・サイモン・ラトル

コンサート解説

© 2019 Berlin Phil Media GmbH

関連インタビュー

アーティスト

サー・サイモン・ラトル 首席指揮者 (在任期間 2002-2018)
ヘルムート・ラッヘンマン 作曲
シュテファン・ドール ホルン
シュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキー ホルン
ゲオルク・シュレッケンベルガー ホルン
サラ・ウィリス ホルン
アンドレイ・ズスト ホルン
クラウス・ヴァレンドルフ ホルン
マリー=ルイーズ・ノイネッカー ホルン
ローベルト・シューマン 作曲

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