ラトルがターネジ、ドヴォルザーク、ブラームスを指揮

2016/17年シーズン最後の演奏会(ラトル指揮)は、セレナードがテーマ。18世紀にはセレナードは宮廷音楽の典型でしたが、ロマン派時代には、よりシンフォニックなジャンルへと発展しました。ドヴォルザークの管楽セレナードは、18世紀のハルモニ―・ムジークの伝統を継承しつつ、この作曲家独特の色彩美に溢れています。一方、ブラームスのセレナード第2番は、二管編成ながらヴァイオリンが欠けているのが特徴。演奏時間は40分ほどで、室内楽とも交響曲の前身とも取れる内容を示しています。ターネジの新作《リメンバリング》にもご注目ください。こちらもヴァイオリンがない編成の曲であり、コンサート全体はヴァイオリンなし(!)で行われています。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

サー・サイモン・ラトル

コンサート解説

© 2017 Berlin Phil Media GmbH

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アーティスト

サー・サイモン・ラトル 首席指揮者 (在任期間 2002-2018)
アントニン・ドヴォルザーク 作曲
マーク=アンソニー・ターネジ 作曲
ヨハネス・ブラームス 作曲

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