2017年6月24日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル

  • アントニン・ドヴォルザーク
    管楽セレナードニ短調 (29分)

  • マーク=アンソニー・ターネジ
    《リメンバリング~イヴァン・スコフィールドの追憶に》(財団法人ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ボストン交響楽団委嘱作品・ドイツ初演) (34分)

  • ヨハネス・ブラームス
    セレナード第2番イ長調 (42分)

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    インタビュー/マーク=アンソニー・ターネジ(聞き手:サラ・ウィリス) (14分)

サー・サイモン・ラトルの2016/17年シーズン最後の演奏会は、セレナードがテーマです。18世紀にはセレナードは宮廷音楽の典型でしたが、ロマン派の時代には、よりシンフォニックなジャンルへと発展してゆきました。

若きブラームスは1857年から60年にかけて、セレナードを2曲作曲しました。セレナードというジャンルを敢えて選んだのは、ベートーヴェンという巨大な交響曲作家と比較されるリスクを避けるためだったのかもしれませんが、実際出来上がったのは交響曲的な規模と内容を備えたものと言えるでしょう。今回演奏される第2番は5楽章から成り、弦楽器はヴァイオリンを除くという珍しい編成で書かれています。終楽章でピッコロを用いているものの、ブラームスは彼の後の作品につながるようなロマンティックで暗みのある響きを作り出すことに成功しています。

ドヴォルザークが1878年に作曲した管楽セレナードは、低音の弦楽器と管楽という18世紀のセレナードの典型的な編成に現われているように、当時のハルモニ―・ムジークの伝統を継承しつつも、この作曲家独特の色彩美に溢れています。この曲の献呈者で、作曲家・音楽批評家のルイ・エーレルトは「この世ならぬ自然さにあふれている」と讃えました。

英国の作曲家ターネジの新作《リメンバリング》を含めて、ヴァイオリンが一度も登場しないという珍しいコンサートをどうぞお楽しみください。

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ラトル指揮によるベートーヴェン「交響曲第4&7番」を無料でご覧ください。

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