コンサート

コンサート解説

韓国のピアニスト、チョ・ソンジンがベルリン・フィルにデビューします。この演奏会は、ラン・ランをソリストとして予定されていましたが、彼のキャンセルを受けて、2015年ショパン国際コンクールで優勝した彼が、ラヴェルのピアノ協奏曲を演奏することになりました。ラヴェルはこの協奏曲の作曲に際して古典様式を意識したことを強調しましたが、実際出来上がったのはベートーヴェン風のソナタ形式とはかけ離れたものです。両端楽章のダンスのようなリズムと金管楽器のグリッサンドは奔放なジャズの響きを思い起こさせ、対して、簡素な美しさをたたえた第2楽章は、ラヴェルの師であるフォーレの音楽にも似た「古風な叙情性」(音楽学者のアービー・オレンスタイン)を感じさせます。ピアノの多彩な表現能力を駆使したこの作品を、若きチョ・ソンジンがどのように表現するか注目されます。

このほか、R・シュトラウスの《ドン・ファン》、ブラームスの第4交響曲という、2017年来日公演と同じプログラムがラトルの指揮で演奏されます。

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