
ジルベスター・コンサート2018はバレンボイムの弾き振りで

2018年12月31日
ジルベスター・コンサート2018
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ピアノ協奏曲第26番ニ長調《戴冠式》 (34分)ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
モーリス・ラヴェル
《スペイン狂詩曲》(管弦楽版) (17分)モーリス・ラヴェル
《道化師の朝の歌》(管弦楽版) (9分)モーリス・ラヴェル
《亡き王女のためのパヴァーヌ》(管弦楽版) (7分)モーリス・ラヴェル
《ボレロ》 (15分)ジョルジュ・ビゼー
《カルメン》より抜粋 (11分)- 無料映像
バレンボイムとベルリン・フィルのメンバーによる解説 (15分)
2018年のジルベスター・コンサートに、ダニエル・バレンボイムが登場しました。前半ではモーツァルトのピアノ協奏曲第26番《戴冠式》を弾き振りし、その後ラヴェルの管弦楽作品《スペイン狂詩曲》、《道化師の朝の歌》、《亡き王女のためのパヴァーヌ》、《ボレロ》を指揮。ラヴェル作品の多くは「スペイン」がモチーフになっており、バレンボイム曰く「それらをひとつのスペイン風交響曲として演奏する」ことで圧巻の盛り上がりを見せます。ラトル時代のジルベスター・コンサートは、複数の作曲家のダンス音楽がコンセプトになっていましたが、今回はラヴェルとモーツァルトというシンプルな構成が持ち味。アンコールに演奏されたビゼー《カルメン》からの抜粋もスペイン情緒にあふれ、こちらも大晦日にふさわしい音のご馳走です。
With the kind support of Deutsche Grammophon Gesellschaft
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