コンサート解説
2008年のジルベスター・コンサートは、サー・サイモン・ラトル指揮によりオール・アメリカ・プログラムが組まれました。ベルリンの地元紙がこのコンサートで「世界最高のビッグバンド」と評したベルリン・フィルを前に、ラトルはガーシュウィン、バーバー、コープランド、アダムズの作品を指揮。さらに、バス・バリトンのトーマス・クヴァストホフと南アフリカ出身のソプラノ、ポリーヌ・マレファンヌが、ガーシュウィンの《ポーギーとベス》などから名ナンバーを歌い、大晦日にふさわしい華やかな彩りを加えています。