インタビュー
ラハフ・シャニ(聞き手:アミハイ・グロス)
シャニとピエモンテージがモーツァルトのピアノ協奏曲で共演
この演奏会では、ふたりの若手演奏家がベルリン・フィルにデビューしました。ズービン・メータの後任としてイスラエル・フィルの音楽監督に就任したラハフ・シャニは、1989年生まれのイスラエルの指揮者。2018年からはロッテルダム・フィルの首席指揮者も務めています。一方、イタリア系スイス人のフランチェスコ・ピエモンテージは、1983年生まれで、モーツァルトを得意とします。それゆえデビューにこの作曲家のピアノ協奏曲第27番を選んだことは、当然と言えるでしょう。シャニが後半で指揮するのは、シューマンの交響曲第1番。妻のクララと結婚した直後に書かれたこの作品は、新たな旅立ちの高揚感と明るい雰囲気に満ちています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ラハフ・シャニ
フランチェスコ・ピエモンテージ
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