バレンボイム指揮によるモーツァルト、ベルク、ベートーヴェン

1997年1月に行われた当コンサートでは、ダニエル・バレンボイム指揮のもと、ウィーン古典派と新ウィーン楽派の音楽が披露されました。モーツァルトのピアノ協奏曲第14番では、バレンボイム自らがピアノ独奏も担当。第一次世界大戦の勃発期に作曲されたベルクの「管弦楽のための3つの小品」もプログラムに並びました。その陰鬱な終曲の後にはベートーヴェンの交響曲第5番が演奏され、闇から光へと導く象徴的な流れでコンサートが締めくくられます。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム
ダニエル・バレンボイム
© 1997 NHK