ラトルがルツェルン音楽祭2012でシベリウス、ラヴェル、ドビュッシーを指揮
2012年のルツェルン音楽祭で、当時の首席指揮者サー・サイモン・ラトルは大胆なプログラムに挑戦しました。コンサートの幕開けを飾ったのは、リゲティの浮遊するような《アトモスフェール》。そこからワーグナー《ローエングリン》第1幕への前奏曲へと自然に溶け込むようにつながり、続いてシベリウスの交響曲第4番が披露されました。さらに、ドビュッシー《遊戯》、そしてラヴェル《ダフニスとクロエ》が演奏され、この公演は軽やかに締めくくられました。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル
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