ラトルとバレンボイムがバルトークの第1協奏曲で共演。後半はヤナーチェク「シンフォニエッタ」

ラトルとバレンボイムがバルトークの第1協奏曲で共演。後半はヤナーチェク「シンフォニエッタ」

サイモン・ラトルがヤナーチェクのシンフォニエッタを指揮します。この作曲家に特別の愛情を抱き、すでに《利口な女狐の物語》、《イェヌーファ》、グラゴル・ミサなどを取り上げている彼ですが、シンフォニエッタをベルリン・フィルで指揮するのは2007年以来久々となります。またバルトークのピアノ協奏曲第1番では、ダニエル・バレンボイムがソリストとして登場します。同曲は、彼があらゆる機会で演奏している十八番と呼ぶべき作品。そのリズミカルで打楽器的な書法は、ラトルの持ち味とも一致します。

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2018年3月3日19:00 (ベルリン時間)

ハーディングの「アルプス交響曲」。前半はフィンリーとのシューベルト歌曲集

ハーディングの「アルプス交響曲」。前半はフィンリーとのシューベルト歌曲集
ダニエル・ハーディングは、現代の指揮者のなかでも特筆すべきバトンテクニックの持ち主ですが、R・シュトラウスの管弦楽作品はまさに打ってつけ。「アルプス交響曲」は、サイトウ・キネン・フェスティヴァルでも振り、そのライブCDは絶賛されています。今回はベルリン・フィルが相手とあって、特に注目と言えるでしょう。前半では、ジェラルド・フィンリーの独唱で、シューベルトの歌曲(ブラームスとレーガーによるオーケストラ版)が演奏されます。

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ディマ・スロボテニウクがベルリン・フィルにデビュー

ディマ・スロボテニウクがベルリン・フィルにデビュー
ロシア出身の指揮者ディマ・スロボテニウクが、ベルリン・フィルにデビューしました。1975年モスクワ生まれの彼は、現在ラハティ響の首席指揮者。またロンドン・フィル、フランス国立管、フランス放送フィル、SWR響等にも客演しています。デビューに選んだ曲目は、活躍の拠点とするフィンランドの作曲家シベリウスの傑作《タピオラ》、お国ものであるプロコフィエフの交響曲第2番、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2番です。確かな技術と明快な音響、構成的な展開を見せ、手堅い出来。これからの活躍を期待させる新進です。なお、ショスタコーヴィチのソロは、ラトヴィア出身のバイバ・スクリデが務めています。

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ミッコ・フランクがラヴェル《子供と魔法》を指揮

ミッコ・フランクがラヴェル《子供と魔法》を指揮
この演奏会でミッコ・フランクは、小澤征爾の代役として登場しました。後半のラヴェル《子供の魔法》は、子供時代の喪失とその悲しみを扱った、メランコリーに満ちた佳品。フランクの指揮は、明晰さと作品への深い理解を感じさせ、注目すべき秀演となっています。前半のモーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第5番」、サン=サーンス「序奏とロンド・カプリッチョーゾ」では、ベルリン・フィル第1コンサートマスターのノア・ベンディックス=バルグリーが指揮とソロを担当。自作のカデンツァを数か所に取り入れ、まさに奮闘。彼の持ち味が満載の素晴らしい出来です。

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ベルリン・フィル団員とその楽器

Wieland Welzel: a portrait
日本語字幕付き!デジタル・コンサートホールでは、無料映像のシリーズとして「ベルリン・フィル団員とその楽器」を展開しています。このコーナーでは、団員の素顔と彼らの楽器を紹介。現在、ヴィーラント・ヴェルツェル(ティンパニ)、ノア・ベンディックス=バルグリー(第1コンサートマスター)、アンドレアス・オッテンザマー(ソロ・クラリネット)、ルートヴィヒ・クヴァント(第1ソロ・チェロ)、マテ・スーチュ(第1ソロ・ヴィオラ)、ドミニク・ヴォレンヴェーバー(イングリッシュホルン)がアップされています。ぜひご覧ください!

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カヴァコスがベルクのヴァイオリン協奏曲を演奏。A・フィッシャーが代役で《新世界》を指揮

カヴァコスがベルクのヴァイオリン協奏曲を演奏。A・フィッシャーが代役で《新世界》を指揮
当演奏会は、ズービン・メータ、ベルナルド・ハイティンクが健康上の理由でキャンセルし、急遽アダム・フィッシャーが代役登場しました。プログラムは、ウェーベルンのパッサカリア作品1、ベルクのヴァイオリン協奏曲と、ドヴォルザークの交響曲第9番《新世界より》。アダム・フィッシャーは、イヴァンの兄で、国際的なオペラ指揮者として活躍しています。ベルリン・フィルには、今回がデビュー。ソロは、ギリシャのヴァイオリニスト、レオニダス・カヴァコスが担当しています。

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ヤンソンスとトリフォノフがシューマンで共演。後半はブルックナー「第6」

ヤンソンスとトリフォノフがシューマンで共演。後半はブルックナー「第6」
マリス・ヤンソンスが、ブルックナーの交響曲第6番を指揮しました。近年、この作曲家を集中的に取り上げている彼ですが、「第6」はブルックナー通に特に人気のある作品。彼の円熟の表現、オケとの阿吽の呼吸に魅了されます。本作は、ブルックナー自身が「私の最も小生意気な交響曲」と呼んだものですが、ヤンソンスは一種の野趣も感じさせる、独特のワイルドなタッチを聴かせています。また、ダニール・トリフォノフによるシューマンのピアノ協奏曲も聴きもの。タッチの美しさ、和声の綾を解きほぐすような弾き方は、まさに天才のもの。感情の溢れるままに音楽に没頭する姿に、深い感銘を受けます。文字通り渾身の演奏と言えるでしょう。

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パッパーノが久々にベルリン・フィルに登場。共演はジャンス

パッパーノが久々にベルリン・フィルに登場。共演はジャンス
アントニオ・パッパーノが12年ぶりにベルリン・フィルに登場しました。今回のプログラムは、世紀転換期のパリにおけるロシアをテーマとしたもので、ラヴェル《海原の小舟》、《道化師の朝の歌》と共に、ムソルグスキー《はげ山の一夜》、スクリャービン《法悦の詩》が取り上げられます。間に挟まるのは、デュパルクのオーケストラ歌曲集。ヴェロニク・ジャンスが、ニュアンスに満ちた歌唱を聴かせています。

通常のチケットで自由に聴けます!

「ラトル指揮シベリウス交響曲全集」をハイレゾ・ストリームで楽しもう

Simon Rattle conducts Sibelius’s Symphonies Nos. 1 and 2
デジタル・コンサートホールでは、自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」のタイトルをハイレゾ・ストリームとして公開しています。今月のおすすめは、「ラトル指揮シベリウス交響曲全集」。シベリウスを前衛的作曲家として解釈するラトルの名盤を、CDを超える超高音質でお楽しみください。チケット所有者であれば、追加料金なしで自由にお聴きいただけます。