ドゥダメルがマーラーの交響曲第5番を指揮

ドゥダメルがマーラーの交響曲第5番を指揮

ベルリン・フィルではすでに常連となったグスターボ・ドゥダメルの演奏会では、バーンスタインの「ディヴェルティメント」と、マーラーの「交響曲第5番」が演奏されます。バーンスタインは、2018年8月25日に生誕100周年を迎えました。1980年作曲の「ディヴェルティメント」は、ボストン響の100周年(centennial)を記念して書かれた作品で、全曲にBostonのB(ロ音)とcentenniallのC(ハ音)の音型が使われています。一方マーラーは、バーンスタインが60年代に積極的に取り上げ、世界的ルネッサンスを巻き起こした作曲家。トランペットのファンファーレで始まりますが、「ディヴェルティメント」も金管のファンファーレでスタートします。その意味でプログラム全体は、バーンスタインへのオマージュと言えるでしょう。

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ヤクブ・フルシャがベルリン・フィルにデビュー

ヤクブ・フルシャがベルリン・フィルにデビュー
東京都交響楽団の首席客演指揮者を務めるヤクブ・フルシャが、ベルリン・フィルにデビューしました。バンベルク響の首席指揮者も務める彼が今回選んだのは、オール・チェコ(モラヴィア)・プロです。ドヴォルザークの《黄金の紡ぎ車》は、1896年に作曲された作曲家晩年の交響詩で、知る人ぞ知る傑作と呼び名の高い作品。継母の奸計によって殺害された娘が魔法使いの手で蘇り、その力によって復讐を果たした後、王と結ばれるというエルベン(チェコの国民的詩人)のバラードを下敷きにしています。一方、ヤナーチェクの《タラス・ブーリバ》も、ゴーゴリの小説に依っています。コサックの首領タラス・ブーリバがふたりの息子の死と対峙し、また自ら落命するまでを描写。マルティヌーのヴァイオリン協奏曲第1番は、ソリストのフランク・ペーター・ツィンマーマンが強く支持する作品です。彼はすでに2012年に、ベルリン・フィルで同じ作曲家のヴァイオリン協奏曲第2番を独奏しています。

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オラモが久々にベルリン・フィルに登場、チェロ独奏はA・ゲルハルト

オラモが久々にベルリン・フィルに登場、チェロ独奏はA・ゲルハルト
サカリ・オラモ指揮のこのコンサートでは、グリーグとシベリウスの代表的な表題作品、《ペール・ギュント》第1組曲と《レミンカイネン》組曲が取り上げられました。これらは、イプセンの戯曲、フィンランドの国民的英雄伝『カレワラ』を題材とするもの。一方、ブレット・ディーンのチェロ協奏曲は、今回がヨーロッパ初演となりました。ディーンは、1985年から2000年までベルリン・フィルのヴィオラ奏者として活躍しましたが、現在は国際的な作曲家として広く認められています。

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ハーディングがブルックナーの交響曲第5番を指揮

ハーディングがブルックナーの交響曲第5番を指揮
ベルリン・フィルではお馴染みのダニエル・ハーディングが、ブルックナーの交響曲第5番を指揮しました。ハーディングはこれまでマーラーを数多く指揮し、レコーディングも行なっていますが、ブルックナーは比較的新しいレパートリーと呼べるかもしれません。ベルリン・フィルとの最初のブルックナーが通好みする「第5」である点も、彼の自信を暗示しており、これまでとは別の方向を目指していることが窺い知れます。全体で75分を切る快速テンポの演奏でしたが、「ハーディングのコンセプトは筋が通っており、つまりは説得力に満ちたものだった」(『ターゲスツァイトゥング』紙)と評されました。

無料ポートレート・シリーズ!

ベルリン・フィル団員とその楽器

Albrecht Mayer: a portrait
日本語字幕付き!デジタル・コンサートホールでは、無料映像のシリーズとして「ベルリン・フィル団員とその楽器」を展開しています。このコーナーでは、団員の素顔と彼らの楽器を紹介。現在、ヴィーラント・ヴェルツェル(ティンパニ)、ノア・ベンディックス=バルグリー(第1コンサートマスター)、アンドレアス・オッテンザマー(ソロ・クラリネット)、ルートヴィヒ・クヴァント(第1ソロ・チェロ)、マテ・スーチュ(第1ソロ・ヴィオラ)、ドミニク・ヴォレンヴェーバー(イングリッシュホルン)、アルブレヒト・マイヤー(ソロ・オーボエ)、サラ・ウィリス(ホルン)、シュテファン・ドール(ソロ・ホルン)が日本語字幕付きでアップされています。ぜひご覧ください!

デジタル・コンサートホールでの中継予定

ベルリン・フィル2018/19年シーズン

Explore the 2018/201999999999 season
デジタル・コンサートホールでは、2018/19年シーズンのほぼすべての演奏会が中継される予定です。詳細をライブ中継のリストでご覧ください。

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ビシュコフがラベック姉妹と共演、ブルッフの協奏曲はベルリン・フィル初演

ビシュコフがラベック姉妹と共演、ブルッフの協奏曲はベルリン・フィル初演
セミヨン・ビシュコフの定期演奏会のプログラムを見えない線で結ぶのは、ブラームスです。ブルッフは、彼の同時代として「50年後、ブラームスの真価はあまたに知れ渡るだろうが、私の作品で人々の記憶に残るのはヴァイオリン協奏曲第1番だけだろう」と言っています。そして「しかし他のコンチェルトも、少なくとも同様に良い曲なのに」と語っているのです。そのひとつが、この2台のピアノのための協奏曲。独奏は、カティア&マリエル・ラベックが受け持ちました。一方ドヴォルザークは、ブラームスが特に高く評価した作曲家です。またグラナートの《はるかなる土地》では、ブラームスの交響曲第4番の冒頭が引用されています。「ビシュコフはオーケストラの爆発的な力を制御し、適切な節度を守った。特にコンサートマスターの樫本大進を中心とする高弦が、その存在感と正確さ、明晰さにおいて輝きを放っていた」(『デア・ターゲスシュピーゲル』紙)と評されたコンサートをお聴きください。

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ロトがドビュッシー、ツィンマーマン、リゲティを指揮

ロトがドビュッシー、ツィンマーマン、リゲティを指揮
フランソワ=グザヴィエ・ロトのプログラムは、プログラミングの妙が光っています。ドビュッシーの《映像》の楽章間に、リゲティの《ロンターノ》と《アトモスフェール》を挟む、という斬新な構成。これがどのような効果をもたらすかは、まさに聴いてのお楽しみです。前半では、カロリン・ヴィトマンが、B・A・ツィンマーマンのヴァイオリン協奏曲を演奏しました。ツィンマーマンは、バーンスタインと同じ1918年生まれで、2018年は生誕100周年。ピストル自殺というショッキングな晩年で知られる一方、その作品は、どの流派にも属さない独創性と斬新さを示しています。

通常のチケットで自由に聴けます!

「ラトル指揮シベリウス交響曲全集」をハイレゾ・ストリームで楽しもう

Simon Rattle conducts Sibelius’s Symphonies Nos. 1 and 2
デジタル・コンサートホールでは、自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」のタイトルをハイレゾ・ストリームとして公開しています。今月のおすすめは、「ラトル指揮シベリウス交響曲全集」。シベリウスを前衛的作曲家として解釈するラトルの名盤を、CDを超える超高音質でお楽しみください。チケット所有者であれば、追加料金なしで自由にお聴きいただけます。