インタビュー
キリル・ペトレンコ(聞き手:オラフ・マニンガー)
2020/21年シーズン開幕演奏会:ペトレンコがシェーンベルクとブラームスを指揮
首席指揮者キリル・ペトレンコ指揮による2020/21年シーズンのオープニング・コンサートは、19世紀と20世紀を結ぶふたつの傑作で構成されています。ブラームス晩年の憂愁に満ちた交響曲第4番と、シェーンベルクの《浄夜》ですが、シェーンベルクはブラームスより強い影響を受け、後にその作曲理念を彼自身の技法に取り入れています。《浄夜》は、12音音楽を確立する前の後期ロマン派の様式で描かれており、リヒャルト・デーメルの官能的な詩に想を得ています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ
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